出産前は漠然と母乳で育てたいと思っていましたが、出産後に母乳が順調に出てくれるのかわからずなんとなく心配して過ごしていました。
私の父は絶対母乳で育てた方がいいという考えの人だったので尚更母乳育児へのプレッシャーを感じていました。
実際に出産した後すぐは母乳の出が悪く、足りない様子だったのでミルクと混合で育てる事になりました。
私の初めての母乳・ミルク育児についてまとめてみたいと思います。
家族からの助言
私の父親は母乳での育児の大切さを事あるごとに伝えてくる人でした。
それは私の妹がひどいアトピーだったため、父なりに原因を色々と調べたり勉強した結果たどり着いた答えだったようです。
私は長女で下に妹、その下に弟が2人いる4人兄弟です。
母は早くに亡くなってしまい今は居りませんが、父から弟達は母乳で育ててほしいと言われていたようで母乳メインで育てられていたと思います。
私はその父の教えをずっと聞かされていたのと、妹が父の勉強の甲斐もあってアトピーを克服できたので父の言っていることは間違っていないんだろうなと思っていました。
父が言っていた母乳育児のメリットは、「赤ちゃんの月齢に合わせて母乳の成分が変化して必要な栄養を与えてくれる。」「病気への免疫を与える事ができる。」「赤ちゃんが母からの愛情を感じて精神的に安心する。」などでした。
妹は先に出産していますが、母乳がたくさん出たので完全母乳で子供を育てていました。
自分が出産するにあたって、母乳が順調に出てくれればもちろん母乳で育てたいという気持ちでしたがどうなるかわからないので不安を感じていました。
いざ出産してみると…
予定日の前日の夕方に無事元気な女の子を出産することができました。
大きめの赤ちゃんだったので出産時に裂傷を伴い、出血多量でしばらく貧血状態になってしまいました💦
出産レポートの記事はこちら。
出産後すぐは動く事ができなかったので、初めての授乳が出産翌日のお昼頃になってしまいました。
それまでは看護師さんがミルクを与えてくれていたようです。
全く母乳が出てきそうな感じが無く、張ってくることもなかったのでとても心配になりました。
初めての授乳は赤ちゃんの吸引力に驚きました😳
誰にも教わっていなくても上手に母乳を飲もうとしていて強い生命力を感じて感動しました。
母乳が少し出ていたのかはわかりませんが、出てこない!と怒って泣いてしまったので看護師さんに預けてミルクを足してもらいました💦
入院中から母乳で足りない分をミルクで補充
入院中動けるようになってからも赤ちゃんが泣き出したらおむつを交換して、母乳を飲ませて、足りない分ミルクを飲ませるというルーティーンが続きました。
まだ胸の張りは感じなかったので本当に母乳が出ているのかな?と思いながらもミルクを欲しがるだけ飲ませていました。
頻回授乳で乳首はヒリヒリ痛くて早速赤ちゃんに優しいワセリン(ランシノー)のお世話になりました😥
でも母乳がしっかり出て欲しいので毎回必ず赤ちゃんに吸ってもらうように頑張っていました。
退院してからも産院であげていたものと同じミルクと哺乳瓶を購入して、同じようにミルクを足す生活を続けました。
段々と母乳が出るように!
毎日根気強く母乳を与えていた影響か徐々に足しているミルクを残すようになったり、母乳だけで満足してくれるようになってきました!
胸も張ってくるようになったり、母乳パッドを使う程ではなかったですが漏れてきたりすることもあったので、しっかり母乳が出てきているんだなと実感できるようになりました。
ミルクの方がお腹いっぱいで熟睡してくれるかなと思い、寝る前や夜中起きた時にミルクをあげるようにして、それ以外の時間はかなり頻回でしたが母乳だけで過ごせるようになってきました。
母乳メインの生活になってくるとだんだん哺乳瓶で飲むことを嫌がるようになってきてミルクを少ししか飲んでくれないことも増えてきました💦
夫にミルクを頼めないのはなんだか少し寂しい気持ちもありましたが…🥲
そんな生活を繰り返していると生後1ヶ月ちょっとで完全に母乳だけで過ごせるようになりました。
少し授乳時間が空くとパンパンに胸が張り、搾乳しないといけないような状態にまで変化していったのでとても不思議な感じでした。
母乳育児のメリット・デメリット
赤ちゃんには欲しがる間は母乳をあげ続けたいと思っているので、1歳を過ぎた今でも母乳をあげています。
母乳で育てていくにはたくさん悩むことや辛いこともありましたが、今でも娘との大切な時間になっています。
私が思う母乳育児のメリットはお金がかからない事と、赤ちゃんが安心してくれるツールになる事だと思っています。
ミルクだと粉や液体・哺乳瓶の消毒薬などを買い続けなければいけませんし、成長に合わせて哺乳瓶や飲み口のサイズを変えていかないといけないため何かとお金が必要です。
母乳育児はお金はかかりませんが、お出かけの時に授乳できる環境があるか事前に確認したり授乳ケープを持ち歩いたり…少し手間はかかりますが、ミルクよりは荷物が少なくて済みますね。
娘は転けてしまって痛い思いをしたり、機嫌が治らなくて不安定になっている時などにおっぱいを欲しがります。
私としては授乳すると安心して泣き止んでくれるので、すぐおっぱいに頼ってしまうところがありますが💦
精神安定剤と呼んでいつも助けてもらっています😅
デメリットは人前ではあげられない事、頻回授乳になると何もできない時がある事、お酒・薬が飲めない事、バストの形が崩れる?などでしょうか。
私はまだ形が崩れた感じはしていないのですが、断乳するとしぼんでしまうという話はよく聞きますよね。
あとは赤ちゃんに歯が生えてくると心が折れそうになる事が何度もありました…😭
授乳中に噛まれたり、歯が当たって痛い思いをしました💦
噛まれそうになったらガーゼを巻いた指を口に差し込んでガードしたり、痛いんだよということを伝えてみたり…試行錯誤していたら上手に飲んでくれるようになりましたが、歯の生え始め辺りは痛くて辛い思いをするかもしれません🥲
ぜひ母乳育児にチャレンジを!
母乳の分泌には出産後すぐからの授乳が大切だと言われています。
私は残念ながら出産後すぐに授乳することはできませんでした。
でも根気強く授乳を続けた甲斐があったのか、なんとか完全母乳で育てられるまで母乳が出てくれるようになりました。
母乳は赤ちゃんにとって大切な栄養源であり、授乳はお母さんと赤ちゃんの大切なコミュニケーションです。
大変な面もありますがメリットがたくさんあります!
色んな状況で無理な方もいらっしゃるかとは思いますが、可能であれば母乳での育児をおすすめしたいです😊
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